オンラインでピアノレッスンを試してみたー実践編ー
新型コロナウィルスによる緊急事態宣言の施行が続いている中、学校にも行けず、お友だちとも会えずにいる生徒さんたちにとって、ピアノが、音楽が、日々の潤いとなるよう、そして、1日1日の励みになるよう、オンラインでレッスンを継続していく方法を模索しました。
レッスン休講期間の内、4/20 〜5/2まで、希望者を対象に、オンラインレッスンを試してみました。
その準備の様子は、↓のリンクをご覧ください。
👉オンラインでピアノレッスンを試してみた−準備編1−
👉オンラインでピアノレッスンを試してみた−準備編2−
オンラインレッスンを実践するにあたり、どのようなアプリを用いたら良いか、テスト通信を行った結果、
私がiPadを使用することから、
♪ iPhoneまたはiPadを持っている生徒さんは、FaceTime
♪ Androidのスマホまたはタブレットを持っている生徒さんは、Google Duo
を用いることにしました。
本格的なオンラインレッスンの実施を見据えての、あくまでもお試しレッスンなので、無料とし、一律、
- レッスン回数:2回
- レッスン時間:一人30分
としました。
参加くださった生徒さんの年齢は、小学1年生〜高校2年生。比較的幅広い年齢層およびレベルに渡って試すことができ、有意義な試行となりました。
↓は、オンラインでのレッスンの様子です。私のiPadには、おうちのピアノを弾いている生徒さんの姿がバッチリ映っています。想像していたよりもキレイ!👍
映像は鮮明であるものの、音に関しては、ややストレスに感じることがわかりました。
WiFi環境によっては、時折、音声が途切れたり、映像が止まったりします😓
音の通信には時差が生じるため、こちらが話したことに対する生徒さんの反応が数秒遅れます。会話のやり取りには、慣れが必要。
時差が生じるため、生徒さんが弾く音に合わせて歌ったり、拍子をとってあげたりすることは難しいです。
生徒さんが弾く右手パートに合わせて、私が左手パートを弾いてあげる、というようなこともできません。
さらに、音質は、やはり教室で直接聴く音に比べて、格段に劣ります。
単音で弾く場合はあまり問題ないのですが、例えば、両手で一度にたくさんの音を弾く場合などは、音割れがします。さらにペダルをつけると、雑音か?と感じることさえあります。😓
オンラインレッスンでは、、レッスン曲の選曲にも考慮が必要であることがわかりました。
また、レッスン中は、やはり伝えることができる内容や質が、教室でのレッスンに比べて大幅ダウンすることも。
対処法として、
- ゆっくり話す
- 手振りを交えて話す
- 声だけでは伝わりにくい内容は、紙に書いて示す
ことなどを試してみました。
これらの内、「紙に書いて示す」に関しては、当初、あらかじめクリップボードに用紙を何枚も挟んでおいて、その都度、マジックで書いて掲げたのですが、レッスンを終えるとゴミの山が、、、、😱
書いたものの内、何枚かは、別の生徒さんのレッスンでも使えますが、多くは、その場限りのもの、、、
そこで、ホワイトボードを使うことを思いつき、早速、ア◯ゾンさんで物色。
↓のノート型ホワイトボードを見つけて、即、購入。✨
こちらから購入できます👉Amazonのサイトへ
このノート型のものは、5枚のボードが綴じられていて、裏表合わせると10枚連続して使えます!💕
これを使うと、その都度、消して書き直さなくとも、さっとページをめくって、次の内容を書くことができます。
また、あらかじめ、何枚か書いておくことも可能🎶
とても重宝しました😀
このように、考慮点や改善すべき点も多いオンラインレッスンですが、新たな発見も!
オンラインでのレッスンという「新しい環境」に、生徒さんたちも興味津々。特に男の子たちは、ノリノリのハイテンション🎶
また、普段は教室でクールにレッスンしている生徒さんからも、カメラに向かって変顔しながら「こういうレッスンもイイね!」との声が。実はひょうきんなお子さんだったのね😃
オンラインでは、生徒さんたちの、普段のレッスンでは見ることのできない姿を垣間見ることができ、新鮮な驚きが💕
やっぱり教室でレッスンをしている時は、皆さん、かなり緊張して臨んでいるんですね😊
♪♪♪♪♪♪♪
考慮点や改善すべき点も多いオンラインレッスンですが、教室でのレッスンが困難になった場合は、代用できることがわかりました。
状況が悪化しても、生徒さんたちにレッスンを継続してもらえる見通しが立ったこと、嬉しく思います。
お試しオンラインレッスン終了後は、参加くださった生徒さん(保護者の方々)にアンケートにご協力いただきました。その結果についても、追々、アップする予定です!
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